法律的なものの見方をするようになったことも収穫です。

埼玉でFPをやっている私

宅建はよく、不動産業以外の職業の人にも役立つと言われています。私などもそのよい例ではないかと思います。と申しますか、私の場合、宅建(不動産)の知識がないことには、どうにも仕事を動かせないのが実際です。

私は独立系のファイナンシャルプランナー(FP)です。生まれ育った地元の埼玉で、フリーの立場で仕事をしています。事務所は持っていません。あえて仕事場というなら、自宅マンションのLDの片隅にある、机とパソコンが私の事務所です。

私は、保険の提案、ライフプランニング、相続、不動産運用など、FPとして幅広く活動しています。特に相続と不動産の業務は、戸建住宅の多い首都圏の郊外エリアで活動する私にとって、切っても切り離せない関係にある仕事です。

相続として引き継ぐ預貯金はそれほどないにしても、まだ土地がそんなには高くなかった時代に自宅を購入し、いまは大きな資産となっている不動産をお持ちのお客様は大勢います。もちろん何代も先祖の土地を引き継がれている地主さんもいます。
いま土地価格の高騰は沈静化しているとはいうものの、それでもやはり不動産の相続には、多額の相続税が発生します。
これは不動産を相続するご子息にしても放ってはおけない問題で、相続税納付のことを思えば、なるべく早い時期にプロに相談して対処の見通しをつけたいのが心情だと思います。

一例です、私がかつて担当したSさん(一人息子さん)の場合は、母親から母屋と敷地内のアパートを相続することが決まっていました。不動産評価額は2億円、相続をするとすぐに7000万円近い相続税を用意する必要がありました。Sさんにしても、保有の土地の一部を売却しないことには、とても工面できるようなお金ではありません。
この事例は私一人ではとても手に負えず、その時は司法書士に間に入ってもらって助けてもらいました。

そのよう相続絡みのお客様と向き合うようになってから、不動産のことをもっと詳しく知らなければいけないと思うように。FPとして一層お客様のお役に立てるように、そして私自身も潤えるように、私は宅地建物取引主任者(宅建)の必要を痛感したのです。

必要に迫られて取得した宅建ですが、取って良かったなと思うことの一つに、法律的な視点で世の中を見られるようになったことがあります。
それは民法の基本を勉強したからだと思います。「物権」や「債権」の問題など、大人としてわが身を守る知識は、漫然と社会人をやっているだけでは身に付きません。勉強しないとわからないのです。そのことを思うようになった時、宅建の資格が人気の理由が、本当に分かったように思います。

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